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「その場所で取れたモンが一番美味いんじゃぁあああ」と思っている、いちおう研究者☆


by charlie-oncoming
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お金をかけなくても、スローフードは楽しめる。

 「スローフード」という言葉の由来は、15年程前、イタリアでファストフードに対する言葉として、スローフード、という言葉が生まれたとされている。
 そして1986年に北イタリア、ピエモンテ州のブラという小さな村に「スローフード」協会が発足。
 スローフードの「スロー」とは、だらだらと、やたら時間をかけて食べようということではない。素材や料理について考えたり食事を共にする人との会話を楽しもう、というのが、スローフードの考え方。
 スローフードに関しては、ニッポン東京スローフード協会のサイトに詳しく紹介している。また、スローフードな人生!も参考になる。

 でも残念なことに、未だに金と時間をかける食事がスローフードだ!ととらえられることがあるのも事実。ある女性誌だったか女性向けサイトだったかで、「スローフードウエディング!せっかくの結婚式、料理にもお金をかけなくっちゃ!」という特集が組まれていたのを見た。その特集では、とにかく高価な、贅沢な料理を結婚式で出しましょう、と宣伝していた。普段からスローフードについて関心を持っている人ならいざ知らず、これじゃスローフード=高価で贅沢な料理、って誤解されちゃうよー。

 本来の、スローフードは、下のように定義されてる。
  
   スローフードの3原則
  1.  地元でつくられた食材や料理であること。
  2.  質のよい食材や料理であること。
  3.  その土地の伝統の方法で製造されたり、調理されていること。


 お金をかけなくても、スローフード。極端に言えば、時間をかけることだけがスローフードでもないのだ。
by charlie-oncoming | 2004-03-31 13:47 | 美味しく食べよう♪